函館蔦屋書店で企画展「海峡が見た夢」を開催

今から28年前の3月13日、青函連絡船は青函トンネルに役目をゆずり、終航しました。そして、いよいよ3月26日に北海道新幹線が開業します。

海の上のレール、連絡船の貨物輸送は青函トンネルの貨物列車に引き継がれましたが旅客輸送のバトンは……28年の歳月を経てようやく真の次走者である新幹線に渡されることになります。

ここで、もう一度、青函連絡船の果たした役割を思い起こし、新幹線時代の本州-北海道間輸送について考える機会とします。

名称:海峡が見た夢 -青函連絡船から北海道新幹線へ-
会期:2016年3月5日(土)~11日(金)7時~25時(11日は17時まで)
会場:函館蔦屋書店2階ステージ(入場無料)
主催:特定非営利活動法人語りつぐ青函連絡船の会、函館蔦屋書店
展示内容:
  1. 「青函連絡船 海峡の記憶」写真展
    1988(昭和63)年3月13日に終航となった青函連絡船。その直前、厳冬の津軽海峡をゆく船体と、最後の航海にたずさわる人々の姿をとらえた写真をプリントとビデオウォール(大画面ディスプレイ)を使って展示します。(撮影・白井朝子)
  2. 「はこだてロマンティック・ビュー」エッチング作品展
    摩周丸のコンパス甲板からは港・函館山・西部地区のまち並みが一望にできます。その眺めをモチーフにしたエッチング作品(ステンレス・プレート)を展示します。(作・柴田香代子)