赤字にならないようにどうしていますか?
博物館は、図書館などと同じように社会教育施設なので、入館料も無料か低く設定されていて、儲かるとか儲からないとかではなく、予算にそって赤字にならないように運営されています。摩周丸も同じです。
摩周丸の運営費は年間約3500万円です。収入は850万円が函館市からの補助金(指定管理料)で、残りの2650万円が見学されるみなさんからいただく入館料です。入館料収入が減っても、特別な事情がない限り函館市からは補填されません。
企画展やイベント等の経費(年100万~300万)は、別の助成金や摩周丸の運営団体であるNPO法人の予算でまかなっています。
施設の修繕は、小規模なもの(1件20万円以下)は通常の運営費から支出し(年50万~100万円)、中規模なもの(同20万円以上)は市の負担となっています(年300万~400万円)。これ以上の大規模なものが、ときどき募金や市の予算、国の補助で実施されています。
そういうわけで、摩周丸の場合は入館者が増えれば黒字(減ると赤字)になりますので、まず、函館に摩周丸が保存・公開されていることをみなさんに知ってもらい、展示内容を充実させるとともに、企画展やイベントを実施して、たくさんの人に見に来てもらえるように、「また来たいな」と思ってもらえるように、努力しています。
摩周丸の運営費は年間約3500万円です。収入は850万円が函館市からの補助金(指定管理料)で、残りの2650万円が見学されるみなさんからいただく入館料です。入館料収入が減っても、特別な事情がない限り函館市からは補填されません。
企画展やイベント等の経費(年100万~300万)は、別の助成金や摩周丸の運営団体であるNPO法人の予算でまかなっています。
施設の修繕は、小規模なもの(1件20万円以下)は通常の運営費から支出し(年50万~100万円)、中規模なもの(同20万円以上)は市の負担となっています(年300万~400万円)。これ以上の大規模なものが、ときどき募金や市の予算、国の補助で実施されています。
そういうわけで、摩周丸の場合は入館者が増えれば黒字(減ると赤字)になりますので、まず、函館に摩周丸が保存・公開されていることをみなさんに知ってもらい、展示内容を充実させるとともに、企画展やイベントを実施して、たくさんの人に見に来てもらえるように、「また来たいな」と思ってもらえるように、努力しています。