2011年3月15日

停電はつづいています。
本日(3月15日)、ようやく船の中に入ることができました。停電でタラップを下げられないので、渡橋を仮設しました。
船内は、ひととおり点検したところ倒れたりしたものはなく、大きな損傷は受けていないようでした。ただ、非常発電機をはじめ、停電時に非常用設備が作動しているため、バッテリーや燃料等が消耗していることは確実で、これらの点検・復旧を行わなくていけません。
旧函館シーポートプラザの電気設備は、地主・大家さんであるJR北海道による点検が行われ、近日中に復旧作業が開始される見込みです。
摩周丸の営業再開には、シーポートプラザの電源復旧→摩周丸の電気設備点検→摩周丸の消防設備点検→摩周丸船体全体の安全確認、という作業・手続きが必要で、いましばらくかかります。