前部マスト(レーダーポスト)と汽笛
前部マスト(レーダーポスト)には、SPレーダー(カバードームの中に入っている)、第1レーダー、第2レーダーと、VHFアンテナ、航海灯、エアホーン、ピストンホーン等、航行機器が集中していて、ファンネル(煙突)とともに船のシンボルとなっています。
汽笛は、洞爺丸型連絡船は蒸気タービン船でしたので、蒸気で鳴らしていましたが、津軽丸型はディーゼルエンジンとなったので、圧縮空気で鳴らすようになりました。
摩周丸(津軽丸型)は前部マストに、エアホーン、ピストンホーン(電動式)の2種の汽笛を備えていました。
第1レーダーのうしろに2つ並んでいるラッパがエアホーンで、左舷側がド(130ヘルツ)で、右舷側がミ(165ヘルツ)のハーモニック(和音)タイプとなっています。
その下にある大きいラッパがピストンホーンで、霧中信号用として備えられていました。
どちらの汽笛も、現役引退後、鳴らないままでしたが、エアホーンは汽笛メーカー・伊吹工業などの協力を得て、2002年6月に特定非営利活動法人語りつぐ青函連絡船の会によって復元されました。現在、毎日正午と17時の2回鳴らされ、函館の街にその重厚な音色を響かせています。
また、マスト全体も2009年6月に寄付金により修復工事が施されています。
汽笛は、洞爺丸型連絡船は蒸気タービン船でしたので、蒸気で鳴らしていましたが、津軽丸型はディーゼルエンジンとなったので、圧縮空気で鳴らすようになりました。
摩周丸(津軽丸型)は前部マストに、エアホーン、ピストンホーン(電動式)の2種の汽笛を備えていました。
第1レーダーのうしろに2つ並んでいるラッパがエアホーンで、左舷側がド(130ヘルツ)で、右舷側がミ(165ヘルツ)のハーモニック(和音)タイプとなっています。
その下にある大きいラッパがピストンホーンで、霧中信号用として備えられていました。
どちらの汽笛も、現役引退後、鳴らないままでしたが、エアホーンは汽笛メーカー・伊吹工業などの協力を得て、2002年6月に特定非営利活動法人語りつぐ青函連絡船の会によって復元されました。現在、毎日正午と17時の2回鳴らされ、函館の街にその重厚な音色を響かせています。
また、マスト全体も2009年6月に寄付金により修復工事が施されています。